住みながら売却する方法とは?

2024年02月10日

自宅に住みながら売却する方法とは?

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自宅を売るときには、新居を購入するまで今の家に「住みながら売る」ことができます。

「住みながら売る」ことはとても合理的な方法なのですが、メリットとデメリットが共存していることを忘れてはいけません。

 

なぜ家に「住みながら売る」のか

 

家に「住みながら売る」という事象が発生するのは、住まいを買い換えるときに、大抵の場合売却と購入を並行して行うことになるからです。

 

仮に今住んでいる家を売ってから新居を購入するということになると、新居を見つけて実際に住むまでの間、仮住まいを確保する必要が出てきます。

 

しかし、自分の家に住みながら新居を探すことができれば、仮住まいを挟まずスムーズに住み替えをすることができます。

 

住みながら売るメリットとデメリット

 

「実際に住みながら売れるのだろうか」「空き家の状態でないと売れにくいのではないか」という不安もあるかと思います。

まずは、住みながら売ることのメリットとデメリットをきちんと知っておくことが大切です。

 

【メリット】

買い換えに際して、仮住まいが必要になった場合、毎月の家賃が発生するほか、引越し費用もかかります。

もちろん仲介手数料や礼金などの諸費用も必要です。

 

しかし、今住んでいる家にそのまま住みながら売りに出せるということであれば、仮住まいを準備する必要はありませんので、経済的・時間的な無駄を抑えることができます。

 

また、自分の家に住んでいる状態であれば、購入希望者が内見をする際には立ち会うことになります。

つまり、買いたいと考えている人に対して、売主が直接物件の魅力などを伝えることができます。

これはメリットと言えるでしょう。

 

もう一つ考えられるメリットは、売却をやめられるということです。

事情が変わり、現居に住み続ける必要が出てきた場合や、思ったよりも購入希望者が少ない、あるいは売却価格が予想外に低くなりそうな場合、売出しを中止することができます。

 

【デメリット】

次にデメリットを見ていきます。

まず、実際に住んでいる場合、自分が生活している様子を購入希望者に見せなければならないという点が、大きなデメリットと言えるでしょう。

家を買う際に、中を見ないで購入を決める人はまずいませんから、内見は必須になります。

よりよく見せるためには、清掃や整理整頓は当たり前に必要ですから、その手間やストレスも負うことになります。

 

さらに、どんなにきれいに使うことを心がけていたとしても、また内見に向けて準備をしたとしても、生活感は隠し切れません。そうなると、購入希望者がせっかく内見に訪れても、汚れや古びた印象を与えるというマイナス面が出てしまい、なかなか成約に至らないという可能性があります。

 

住みながら売るために大切なこと

 

住みながら売ることのメリットを生かし、またはデメリットを抑えて上手に売却を進めるには、常に購入希望者の内見時の目を意識することが大切です。

 

例えば、生活感を完全に隠すことは不可能だとしても、日頃からできる限りきれいな状態に家を保つ、不要な物は処分するなどして隅々まで見えるように努める、新しい小物や家具を一足先に買って備えておく、といったことが効果的です。

 

また、生活臭が気になるという人も多いため、においにも気をつけましょう。

中には、ペットのにおいや毛が気になるという人もいるため、そういった点にも注意して内見に臨むといいでしょう。

 

家に自分が住んでいるということで、家の価値そのものが下がるわけではありません。

しかし、人が受ける「印象」ということを考えると、生活感がマイナスになることはあります。

反対に住んだときの雰囲気をイメージできる、というプラスの効果も期待できますから、内見者が「ぜひ買いたい」という気持ちになるような状態を保つことを心がけましよう。

 

また、仲介してくれる不動産会社とよく相談して、住まいのセールスポイントをしっかり認識しておくことも重要です。

立地や間取り、設備、周辺環境などのさまざまな要素を総合して、自分の家にはどんな魅力があるのか、そして住みながらどんなアピールができるのか、しっかりと確認しておきましょう。

これもデメリット部分を超えて購入意欲を高めてもらうために必要なポイントです。

 

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