外構部分とはどこの部分を指すの?

2024年04月23日

新築住宅の外構工事とはどこを示すのか?

 

 

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こんにちは!株式会社としぶん ガマホームです!

今回は、外構工事の種類や費用の目安、エクステリアとの違いなどについてご紹介します。

 

家を建てる際は、建物の建築と外構の設営という2つの工事をともないます。

住みやすい家にするためには、建物そのものだけでなく、外構についてもよく検討しなければなりません。

 

外構工事とは

住宅は、土地と建物から成り立っています。そして土地には建物の周辺部分も含まれます。

この周辺部分に設営される各種設備が、「外構」です。
外構と似た言葉に「エクステリア」があります。

一般的には同様の意味合いで用いられますが、それぞれについて細かな違いがあります。

外構は、ガレージやカーポート、門やアプローチ、塀や生け垣、物置など、「家の外に置いたり、設置したりするものの総称」のことです。
それに対してエクステリアは、家の外に設ける構造物自体を指すというよりは、「家の外の空間・環境」を意味しています。エクステリアは、主に「インテリア」と対称的に用いられ、家の外回り全体の印象や雰囲気なども含めた意味合いで言及される言葉です。

つまり「外構工事」とは、建物の外の空間に必要な構造物を設営したり、住まいとして使いやすくするため地面を整備したりする工事のことを指しています。

 

外構・エクステリアで必要なもの

外構やエクステリアと称される建物外の構造物や設備には、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、外構として設けられる主な設備についてご紹介します。

 

代表的な外構設備

■庭(植栽や池・庭石なども含む)

■門扉

■アプローチ(道路・門から玄関までの通路) など

■フェンスや石垣、生け垣

■玄関前など徒歩区間の手すり、スロープ

■駐車スペース

■駐輪場

■カーポート、ガレージ

■ポスト

■物置、倉庫

 

外構工事で後悔しないためには

建物と同じく、外構は一度工事してしまうとあとから大きく修正を加えることが難しいものです。

何十年も暮らす家だけに後悔しないよう、なるべく失敗は避けたいものです。
外構工事が終わった後よくあるのが「カーポートが狭かった」「玄関から出ると視線を遮るものがなかった」などが挙げられます。
カーポートは、現状は問題がなくても将来的に車を買い替えたことで駐車スペースの狭さを感じる可能性があります。

将来、大きな車に買い替える可能性も想定し、サイズの余裕を確保しておきましょう。

 

外構工事の費用相場

 

これから家を建てる方にとって、もっとも重要な検討事項の1つが費用の問題ではないでしょうか。
土地代や建物の建築費用に目が行きがちですが、外構の設営にかかる費用も含めた予算を考えておく必要があります。

ここでは、外構工事費の相場の目安をご紹介します。

 

1.玄関周り

玄関周りには、アプローチや門扉・門柱などの設備があります。

アプローチの設営費用は20万円から50万円ほど、門周りの工事には15万円から50万円ほどが、費用の目安となります。

 

2.庭

庭には芝生や砂利を敷くケースのほか、庭石や植栽といったさまざまな装飾で庭園をつくるケースもあります。

池など、大掛かりな構造物を設けたいと考えている方もいるでしょう。このため、庭の工事費の相場も幅広くなります。
庭の造成にかかる工事費では、長さにもよりますが、周囲にフェンスを設ける場合、20万円から80万円ほど、ブロック塀の場合は60万円から110万円ほどと高めです。

また庭に砂利を敷き詰める場合は、1㎡あたり1万円から2万5000円ほどが目安となります。

芝生は天然芝、人工芝、スポーツ向けの人工芝など種類によって費用が異なります。

 

3.駐車スペース

家の駐車場の工事は、ガレージを建てるケースとカーポートを設営するケースがあります。

ガレージは建造物のため設営費用も高くなり、100万円から250万円ほどと相場の幅も広めです。

カーポートは柱・屋根だけの簡易車庫のため工事費はガレージほど高くならず、30万円から55万円ほどが目安となります。

今回ご紹介した費用の相場はあくまで目安です。

工事の内容や、求める設備の数や品質によっては上記表の相場に当てはまらない場合もあります。

 

押さえておきたい3つの外構タイプ

 

外構は、備える特徴によって複数のタイプに分けられます。

ここでは、主な外構タイプ3種類をご紹介しますので、好みや土地に合った外構づくりの参考にしていただければと思います。

※ここでいう外構は敷地周りの造作物などを指します

 

1.クローズ外構

敷地と周辺の境界を高めのフェンスや生け垣などで完全に区切り、外の視線を気にせず暮らせる家をつくる外構です。

完全に視線を遮ってしまうものだけではなく、光を適度に入れられる塀や風通しの良いフェンスなどを選ぶこともできます。

2.オープン外構

敷地と周辺との境界に塀などを一切設けず、あえてオープンに庭などを周囲に見せる構造です。
目隠しを設けないという観点によって定義されるため、低めの塀や生け垣などが設けられていながらも、庭の全景が見えるつくりであればオープン外構とされます。
特に、北向きの家など日当たりの面で工夫が必要な住宅では、オープン外構を採用するケースが多いとされています。

3.セミクローズ外構

敷地と周囲との境界に設けるフェンスや生け垣などを、一部分にだけ設けてポイント的に目隠しをつくった外構を、セミクローズ外構と呼びます。家の一部が外から見えるとしても、侵入防止など目隠し以外の目的で一部にフェンスを設けるケースも、セミクローズ外構として扱われます。

 

外構工事で空き巣や不審者の侵入を防ぐ

外構工事について、防犯面を重要視している方も多いはずです。

どのような外構を設けることで、空き巣などの侵入を防ぐことにつなげられるのでしょうか。

 

1.見通しの良い玄関周り

外から見えやすい玄関は、防犯上かえってよくないのでは?と思うかもしれません。
しかし、空き巣などを計画する侵入者は事前に下見をし、侵入しやすいかどうかに加え、周囲の人に見られにくいかどうかを確認しているケースが多いといわれています。
そのため、侵入口となる玄関が人目に付きやすい家は敬遠される可能性も高く、玄関周りを外から見える状態にしておくことはむしろ防犯対策につながるともいえるのです。

 

2.防犯性の高い門扉やフェンス

門やフェンスで目隠しをしたいけれど、防犯性も高めたいという場合は、フェンスと門扉の両方に防犯上有利になる工夫を加えましょう。
高いフェンスを設けて乗り越えを困難にするとともに、門扉は透かし構造にして玄関周りを外からよく見える構造にすることがおすすめです。

 

3.センサー付きライト

空き巣や不審者に侵入されやすい家の特徴として、周囲が暗い点が挙げられます。センサーが付いていて人が接近すると明るく点灯するライトを外構の通路や玄関先に取り付けることで、不審者を警戒させ侵入を防止できます。

 

 

まとめ

今回は外構工事についてご紹介させて頂きました!

新築住宅といっても家の中のみならず外観部分も金額によって防犯面などが変わってきます。

お客様に合った提案ができるようにご紹介させて頂きますのでお気軽にご相談ください♪

 

いつでもお問い合わせお待ちしております!